今日は、ヨネックス「VCORE PRO 97」のインプレです。
もしぼくがフラット系のボールを主体にしていたら、きっと「VCORE PRO 97」をメインラケットにしていただろうなーと思うラケットです!
男らしさのあるキリッとしたデザインで、モチベーションもあがっちゃいます😃
ちなみに、今回使用したのは2018年発売モデルです。最新バージョンは「VDM」という振動吸収材がグリップにはいっています。
インプレ記事を読む前に
ラケットやガットのインプレ/レビューは「個人的な感想や意見」で人それぞれ。
「誰がこのインプレ記事を書いてるの?」というのは重要な情報のひとつです!
プロフィールも、記事を読むときの参考にしてください↓
YONEX VCORE PRO 97【インプレ】Vコアプロ97
それではさっそく結論から。
- めっちゃ使いやすい!
- ボールに伸びが出る!
- ショットが安定する!
ラケットの挙動が素直で、すごく使いやすいです。
特に片手バックハンドが打ちやすかった!
テイクバックからインパクトまで、スッとラケットが出てきてくれます。
「あれ?おれちょっとバックうまくなった?」と錯覚するくらい笑
それでは、詳しくみていきます😃
スペック表
VCORE PRO 97 (G) | VCORE PRO 97 (LG) | |
---|---|---|
サイズ | 97平方インチ | 97平方インチ |
ウェイト | 310g | 290g |
バランス | 310mm | 325mm |
フレーム厚 | 20mm | 20mm |
パターン | 16×19 | 16×19 |
フレーム厚が20mmの「薄ラケ」ですね。
今回のインプレは「G」のほうです。
VCORE PRO 97 のストロークは?
操作性もいいし、振り抜きもいい。変なクセもなく、すごく扱いやすいです。
同じ球質のボールを、安定して何球でも打てる感覚があります。
ロングストロークでは、一定してある程度のスピンがかかってくれます。ドライブといったほうが、イメージが湧きやすいかも。
「もうちょっと深く打ちたい」と思って少し体重を上乗せすると、グーンと伸びのあるボールを繰り出せます。
フラット系のボールでコントロールがしやすく、気分は爽快!
打感は比較的マイルドで、プロスタッフ97Sのようなカチカチ感はありません。
ただしオフセンターでヒットしたときには、けっこう振動があります。
パワーアシストは、CX200よりちょっと少な目といったところ。
守備で「ただ当てるだけ」のようになった場合に、薄いラケットの割に意外とボールが飛んでくれるので、このへんは助けになりそうです。
一方で、回転のアシストはほぼありません。
「苦しいボールが持ち上がってくれた」とか「ひっかけてショートクロスが打ちやすかった」ということはありませんでした。
薄いアタリだと「回転はかかるけど飛びは抑えられる」感じです。
逆に、こういう特性のラケットだと「速いスイング&薄い当たりでショート・スピンを打つ」とか、習得したら武器になりそうだなーと思いました。 …※個人のドリームです… 😅
VCORE PRO 97 のボレーは?
とてもボレーがやりやすいです。
取り回しも良く、ほどよく飛んでくれます。
タッチ系のショットも、コントロールしやすいです。
VCORE PRO 97の重さが気にならないなら、すごくボレーしやすいラケットと感じると思います。
ぼくは「VCORE 98」よりも「VCORE PRO 97」のほうが、ボレーがしやすかったですね。
まとめ
ぼくが初めて買った本格的なテニスラケットは「YONEX」のものでした。
それから今までに、20種類くらい「YONEX」のラケットを試打したと思います。
その中でも一番魅力的に感じるのが「VCORE PRO 97」です。
- 「操作性と振り抜きの良さ」が追求され、それにマッチした「マイルドな打感」と、コントロール性能を失わない「ほどよいパワーアシスト」
- フラット系ショットを主体とするプレイヤーにフォーカスして、バランス良く機能を実装した「完成度の高い」一品。
だと思います。
一点だけ、注意したほうがいいなと思ったのは「腕の疲労感」でした。
「軽快に振っていけて打感もいい」ので、とても心地よくテニスができるのですが、気がつくと思ったよりも腕の筋肉が疲労している感じです。
310gという重さを忘れてしまうほど「軽快」なんですよね〜!
筋力にある程度自信がある方なら、このへんは全く問題ないかもしれません。
疲労軽減という意味では、最新の振動吸収材「VDMあり」バージョンも、打ってみたくなりますね〜!
今回はこのへんで。
それではまた!
「VCORE PRO 97」の現在の価格は?
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