こんにちは、はぴとく(@hapi_toku)です。
ジョコビッチ選手のシグネチャーモデル「HEADのスピード」。
今日はそのセンター的存在の「G360スピードMP」のインプレです。
今回使用したのは2018年モデル。
最新2020年モデル「G360+」と同じモールド(鋳型)で作られています。

2018年モデルのほうが、少し硬めと言われていますね。
ではさっそく本題に。
まず結論から

まずは結論から、
- 安定感がバツグン!
- コントロール精度がいい!
- 操作性はそこそこ。
スイートエリアが広く、オフセンターでインパクトしても面ブレが抑制されている感じで、うまく返球できました。
「G360スピードMP」は、ラケット面を押し出すようなスイングで、最大の威力を発揮すると思います。
面の向きが分かりやすいので、コースのコントロール精度もあがります!

ベースはコントロール系のラケット。そこにスピンとパワーのアシストが加わったというラケットですね。
それでは詳しく見ていきましょう。
スペック表

「G360スピードMP」2018年モデルは、これで6代目になるそうです。
歴史が長いですねー。
HEAD | G360スピードMP |
---|---|
サイズ | 100平方インチ |
ウェイト | 300g |
バランス | 320mm |
フレーム厚 | 23mm |
パターン | 16×19 |
いわゆる黄金スペックの部類ですね。
ラケット名にある「G」は「グラフィン」で、フレームに使われている素材を表しています。
ストロークは?

イチバンの利点は安定感!
多少押し込まれてしまっても、ラケット面を合わせていけば、思ったより勢いのあるボールを返球できます。
パワーと回転のアシストがほどよく、一定してあります。
ラケット面に対してボールが飛び出す方向が分かりやすく、上下左右、どの方向のコントロール精度も出しやすいです。

ラケット自体が「面に垂直な方向に動きやすく」なっている感じがします。
その一方、
振り抜きは、それほど良くはないかな。
チャンスボールの打ち込みや、時間が限られたシチュエーションで「もう少し軽快に操作できれば」と思うときがありました。
スイングスピードをあげるには、意外と腕力が必要かも💦

「ラケットヘッドが走ってくれる」という感覚は、あまりなかったです。
この辺は「スイングのやり方」や「普段使っているラケット」によっても、意見が違うかもしれませんね。
ボレーは?

そつなく安心してボレーできます。
あてるだけでもボールが飛んでくれるのでラクですね。
取り回しは普通です。
ですが、面が安定してブレにくいので、
「早めにラケットをセットして、ボールを引きつけて打つ」
教科書的なボレーが、とてもやりやすいです。
まとめ

「G360スピードMP」は、ぼくがスピードという名称から想像していたものとは、ちょっと違いました。
どちらかというと、
「速いボールで展開されるテニスで、ショットのコントロール精度をあげ、プレイの安定感を出したい」
そんな人に向いているラケットだと思います。

平らなグリップ形状が、ラケットの特性にマッチしている感じでした😃
それではまた〜!

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PS:ピュアアエロVSのほうが、打感は硬いですね。
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