これまで3回に渡り「ダンロップ新SXシリーズ」のインプレ評価を行ってきました。
12月11日の発売開始を機に、3つのラケットのインプレをまとめました。
SX300/SX300TOUR/SX300LS 【インプレまとめ】
これまでインプレ評価を行ったのは、次の3機種です。
ダンロップSXシリーズには、これらに加えて「SX300 LITE」「SX600」の2機種がラインアップされています。
- 「SX300 LITE」最軽量バージョン。ジュニア用で低価格
- 「SX600」最軽量&大きめフェース。ベテランプレイヤーに好まれそう
ダンロップSXシリーズの特徴
「SX300」「SX300 TOUR」「SX300 LS」の3機種の試打を行い、共通して感じた特徴は次のとおりです。
- とても打ちやすく、球質が安定する
- 打感がマイルド
- 安定して一定量のスピンがかかる
- ラケットウェイトに比例したパワーアシストがある
- 振り抜きの良さはふつう
他社メーカーのラケットでは「同シリーズ内でも重量が変わると、特徴や性能にバラツキを感じる」ことがあります。
ダンロップSXシリーズの3機種では、まったくそういうことはありませんでした。
「パワーと回転を高い性能レベルでバランスさせる」というシリーズの設計意図が、それぞれのラケットにしっかり反映されていると感じます。
購入するときには「自分に合う重さのラケットを選択すればOK。ハズレ無し」という安心感があります。
スペック表
全5機種のスペック表です。
SX300 TOUR | SX300 | SX300LS | SX300 LITE | SX600 | |
---|---|---|---|---|---|
サイズ | 100inch | 100inch | 100inch | 100inch | 105inch |
ウェイト | 310g | 300g | 285g | 270g | 270g |
バランス | 315mm | 320mm | 325mm | 330mm | 335mm |
フレーム | 23~26mm | 23~26mm | 23~26mm | 23~26mm | 23~26.5mm |
パターン | 16×19 | 16×19 | 16×19 | 16×19 | 16×19 |
メーカーの公式サイトより
ダンロップ SXシリーズの、プレスリリースへのリンクです。
- テクノロジーの説明などが網羅されてます
- SXシリーズは「溝ありタイプ」のモデルですね
ダンロップ テニスラケット製品情報ページへのリンクです。
- 製品紹介ページの動画が、インターナショナルでいい感じ
- 動画だと、オフセンターショットへの技術対応の良さが分りやすい
試打でたくさん打ったあとに、この動画を見たので「あー、なるほど!だから打ちやすく感じるし、安定してボールを飛ばすことができるんだ!」と納得しました。
まとめ
DUNLOP powered by SRIXON となってから「ボックス系のCX」「溝ありタイプのSX」と2つのシリーズが発売されてきました。
扱いやすさ・打感・振動吸収性・パワーや回転の性能など、ラケット製造技術の素晴らしさが伝わってくる「ダンロップSXシリーズ」ですね。
こうなるとますますラケット好きが加速してしまいそうです。
それではまた!
関連記事はこちらから:
おすすめの関連記事: