こんにちは、はぴとく(@hapi_toku)です。
「株を買ったけど、いつ売ればいいの?」
投資を始めてしばらくは、そんな疑問がありますよね。
実はこれ、なかなかムズカシイ命題です💧
というわけで今日は、
失敗と成功を15年間体験してきた、
ぼくの答えを紹介します😀
まずは結論
ぼくの結論は、
- 一生持ち続けるつもりでいると、売るタイミングはそのうち自然にやってくる!
- 株価をみて売りたくなっても、あせって売らないように!
自分の意志や考えで決める、というより、
「もうしょうがない。売るしかない…」
というような状況が発生するタイミングがきます。
そのときが来るまで、売りません。
かな〜り長いっす。
でも待ちます。
たまに「えっ、もう?」というときもありますが…😅
ではちょっと説明しますね、
良いパターン・悪いパターン
では具体的なパターンをあげてみます。
まずはダメなやつから。
最悪なのは、
①「株価が下がったので売り払った」
それ以上の損がこわくて、ビビって売っちゃったというケースですね。
そんなことするなら、最初から買わないほうがいいです😅
次に良くないのは、
②「株価が上がったので、利益確定で売った」
あ〜、もったいない!
本質的に価値の高いほうの「株式」を手放して、
価値が目減りしていく「現金」を手に入れたことになります。
株価のうごきに感情がゆれるのはフツウのこと。でもあせって行動してはダメですね。
ここまでに反感をおぼえた方は、最後の「まとめ」まで、ぜひ読んでくださいね😉
ここからは良いパターンです。
③「現金が必要になったので、株を売った」
ちゃんと資金管理をしていれば、
「やばい現金が足りない!」
ということはあまりないと思いますが、
生きていると思わぬ出費が発生することが…💦
そういうとき、現金と金融商品とのリバランスするため、
株式の一部を売却して、現金の比率を調整します。
次も良いパターン。
④「その会社の動向が、気に入らなくなった」
サービスやモノの品質が落ちてるようなら要注意。
もし社長の言動(経営理念)と、会社が実際に行っていることが、
「どんどん離れていってるんじゃない?」と感じたら、
その株は売ります。
売上の減少や、損益で赤字、とかは気にしません。
その会社を、日頃から気にかけてウォッチしておく必要はありますね。
次は、もっと良いパターン。
⑤「その会社の株式が、上場廃止になった」
会社が大きな方向転換をするとき、
株式を非公開にせざるを得ないときがあります。
まともな会社であれば、株式を上場廃止にするときでも、
株主の利益をちゃんと考えてくれるので安心です。
とある一例を
先日ツクイ株を紹介しましたが、
その後、上場廃止が決定したので、全株式を売却しました。
全保有期間をとおしての成績は次のとおり。
購入金額 | 300株 | ¥159,400 |
---|---|---|
配当金 | 約10年分 | ¥66,402 |
売却金額1 | 400株 | ¥506,508 |
売却金額2 | 1000株 | ¥708,406 |
税金・諸費用コミコミの金額です。
株式分割があったので、300株→1,400株に増えてます。
最終的にざっくり「16万円払って、128万ゲットした」ので8倍ですね。
ぼくがツクイを選んだ理由はこちら←を参照
上場廃止のニュースを聞いたときはビックリしましたが、
コロナの影響や、介護現場/業界のたいへんさを考えると、
「これまでの延長線上だと会社は継続・発展できず、抜本的な改革が必要になったんだろうな」
と想像できました。
関係者のみなさん、これまで本当におつかれさまでした!
ツクイは経営体制が代わり、存続しつづけますが、
「会社の寿命は、人間のそれより短い」
というのは、99%以上の会社に当てはまります。
株を買ったら、いつか売ることになるのは必然的なこと。
でももし一生ずっと持っていられる株を手に入れたら、
ものすごい希少価値のある宝モノを保有していることになります。
まとめ
ここまで読んでくれた人は、この記事が、
「個別株式を長期保有する投資スタンス」
を表していることにお気づきだと思います。
いちおう補足しておくと、
冒頭のほうに出てきた「株価のあげさげ(チャート)を見て、売る」
というのは、トレードで儲けようとする場合は必須テクです。
でも、長期投資をするうえでは不要です。
そう、不要なんです。
投資をしていると、いろんな情報を目にすることになりますが、
「長期保有を前提にしているのか」それとも「トレードで利益を出そうとしているのか」
これらをを見きわけて情報収集ができると、
投資の成功率があがると思います⭐
さてさて、
ラップアップすると、
- 一生持ち続けるつもりでいると、売るタイミングはそのうち自然にやってくる!
- 株価をみて売りたくなっても、あせって売らないように!
です。
10年間投資を続けられれば、
見える景色はガラッと変わります😀
ぜひ参考にしてみてください。
それではまた〜!
※投資は自己責任です。金融商品の取引は、くれぐれも慎重に。