はじめての投資目標どうする？【投資の話＃１５】

もう証券口座の開設は終了して、大好きな会社の株をいくつか購入しましたか？

その後は、いろいろと疑問がわいてくると思います。

長い目でみると、

「お金に困らない生活をおくりたい」

人間なら誰でも、そう思いますよね。

ではその状況を目指すために、

「直近のゴール設定はどうすればよいか？」

というのが本日の内容です。

まず結論から

結論から言うと、これがぼくからの提案です：

増やしたいという欲望や願望にかたよりすぎて「トレード依存症」になってもダメ。

逆にリスクが怖いからといって、

「株価が少しでもマイナスになったらすぐに手放してしまう」

これだと、いつまでたってもリターンを得られません。

投資をはじめて最初の目標は「２倍にする！」こと。

これがバランスの取れた目標になります。

では、この考え方について、少し説明をしていきます。

参考書籍

まずは、この考え方を学んだ本の紹介です。

世界的なベスト＆ロングセラーになっている「金持ち父さん 貧乏父さん」。

この記事を読んでいる方なら、きっともう知っていますよね😃

それを分かりやすく勉強できる良書です。

「お金の勉強をせずに社会人になってしまうと気づかない」

そんな本質的なところを、グイグイ教えてくれます。

この本のなかでロバート・キヨサキ氏は、こんな提言をしています。

「お金を失うのが怖くて投資ができない」または「投資していても不安でしかたない」そんな人は、こう考えてみたらどうだろう。

まずは投入した資金を２倍にすることを目標にする。そして２倍になったら、もとの投入資金を全額引き出す。あとは残った資金で、投資を続けていく。

そうすれば、もともと持っていたお金はまったく失わずに、投資活動ができることになる。

１５年以上前に読んだので、正確な文言ではないのですが、このようなことが述べられていました。

資金管理をしていたり、投資成績を確認するときに、今でもよく思い出す内容です。

２倍にするための期間は？

まだ貯金だけで、投資はこれからという人にとっては、

と思いますよね。

カジノやパチンコなどのように、ギャンブルとして考えてしまうと「そのとおり」です。

あまりにも早急に結果を求めてしまうと、破滅への坂道をころげ落ちます💧

投資の本質は、

「お金を生みだす資産を購入する」

こと。

株式でいうと、

こうなると予想するものを購入し、そうなるまで待つ時間が必要になります。

いつそれが起きるかは、残念ながら誰にも分かりません。。

その会社のよいニュースが流れれば一気に株価は上昇しますし、悪い情報なら株価は落ちたりします。

そういったことを繰り返し、年単位で振り返ると「あ、○倍になってた」という結果が得られます。

育つのを待つので、気長にかまえることが必要です。

そのためにも、時間の制約がない余裕資金で運用していることが条件になりますね。

ちなみに

ぼくが最初に買った株は、７年で３倍の金額になりました。

チャンスは逃さない！

リスクを高めずに、２倍にする時間を短縮するコツは「チャンスを逃さない」ことです。

この記事を書きはじめた現在（2020/4/22）コロナウイルスの影響で、日経平均株価が24,000円から19,000円に下落したところです。

１０年に一度の大波になることは確実です。

この記事を仕上げている現在（2020/7/8）日経平均は22,500円に戻って停滞しています。

21,000円を下回ったらこのポートフォーリオの株を、買い増しようと考えています。

まとめ

損益の計算をしたり、資金管理をしているときに、いつでもこれを思い出します。

「初期投入した資金はすべて回収済み」という事実は、投資を長く続けていくために必須な「心の安定・安心感」をもたらしてくれます。

投資をはじめて最初の１年は、はやく利益を確定したくてウズウズするかもしれません。

投資の極意は「待てること」です。

あせらず、急がず、今は「10年以上投資活動を続けるための初期活動である」ことを意識していてくださいね。

次回以降で「じゃあ２倍にするために何をすればいいの？」という話をしていきますね。

それではまた！

関連記事：