投資を始めて15年が経過しました。
その間リーマンショックを体験し、今はコロナショックの真っただ中。
しかし大きなリセッションでも動揺することなく、
「想定の範囲内」のこととして投資活動を続けることができています。
身近な友人から「どうすれば投資がうまくいくか?」
よく聞かれるようになりました。
そこで、ブログに大事なポイントをまとめ、友人に読んでもらうことにしました。
「なにを、いつ、買ったり売ったりすればいいか?」
「どうすれば、いちばん儲かるのか?」
それよりもずっとずっと大切なことがあります。
大事なポイントを分かりやすく紹介していきますので、
ぜひ参考にしてください!
今日はその第一話です😀
投資を始めるのにイチバン重要なこと!【投資の話#1】
今日の結論は、これです。
投資に回すのは「余裕資金の35%まで」
あなたには「がんばって貯めてきた貯金」があり、金融資産はほぼそれだけとします。
そして今から投資を始めるという設定です。
貯金のうち「今後10年間つかう予定のない金額」を余裕資金とします。
「その余裕資金の35%までを投資に使ってもいい」というルールで運用を行います。
100万円の余裕資金なら35万、1000万円あれば350万です!
全額を失ったとしても「投資はリスクがあるから仕方ない」と考えられる範囲に設定するのがコツです。
このルールがなぜ大切か?
まずはこの「35%ルール」をかならず守るようにして投資を始めてみてください。
その理由は、次のとおりです。
- 実生活に悪影響をあたえない。
- 冷静な判断の基盤になる。
精神的にも金銭的にも、健全な状態を保つことができます。
1.実生活に悪影響をあたえない
投資では、元本が割れることもありますし、その原資をすべて失う可能性もあります。
ではあなたが、失ってもよい金額はどれくらいですか?
A:今後10年間つかう予定のないお金のうち、3分の1くらい。
「もし失ったとしても10年あればまた貯金できるし、投資のリスクとしてはしょうがない」と思う。
このように考えられるのであればOKです。35%ルールでいきましょう。
もし「そんなに失うのはイヤだ」と思うなら、20%でもいいと思います。
それ以下だったり「ちょっとでも失うのはイヤだ」と思うなら、自力で投資を行うのではなく他の運用方法(利率の高い預金、個人国債など)を考えたほうがいいと思います。
「リスクを取れなければリターンもない」というのが投資の世界です。
「失っても大丈夫」そう思える金額を最初に設定して、そのルールをずーっと守れば、それ以上の損失を出してしまうことはありませんよね?
損失が限定されていれば、安心して自分の望む投資ができるようになります。
2.冷静な判断の基盤になる
ここまで読んでくれた人は、
35%ルールでも、20%ルールでも「それらすべてを失う可能性もある。それでも投資をやってみよう」
と考えていると思います。
この考え方は、実は大きなアドバンテージになっています。
感情に流されない人
人間には「損失を回避する行動をとる」という本能があります。
「35%を失ってもしょうがない。それは自分の投資判断がダメだったから」
そう考えられる人は「損失回避の本能に流される」のではなく「リスクをとりつつリターンを狙う」という投資の本質を理解できたことになります。
ここでは詳しくは述べませんが「損失を回避する本能」が、損切りができない理由だったり、35%ルールを破ってしまう原因だったりします。
資金を管理できる人
長く投資を続けていると、大波・小波がいっぱいやってきます。
実生活には悪影響をもたらさず、冷静な判断をできる精神状態を維持し、長く投資活動を続けることが最強な戦略の根幹にあります。
35%ルールを設定せずに、大事なお金をダラダラと使い続けるのは避けてくださいね😃
これが「資金管理のファースト・ステップ」です。
オススメの証券口座
本質的なところを説明してきたので、すこし長くなってしまいました💦
でもとても大切なことなので、ぜひ覚えておいてくださいね😃
ではでは、もうちょっと具体的なところを…
実際にぼくが利用しているのは「SBI証券」です。
もともとイー・トレードという会社の証券口座を使っていましたが、それがSBI証券に吸収され、今でもそのままSBI証券を使っています。
もう13年くらい特に不都合もなく、ずっと使い続けています。今後「SBI証券」のメリットなども、記事にしていこうと思います。
SBI証券の口座開設はこちらから:
証券口座への入金は、さきほどの○○%ルールの範囲内で。
もしそれでも金額が高いなと感じたら、最初はそのうち一部を入金するのがいいですね。
まとめ
コロナショックのリセッションは、まだしばらく続くと思います。
10年単位の長期投資を始めるには、リセッションはめったにないチャンスでもあります。
証券口座を開いて「なにを買えばいいかを調べたり、金融商品を勉強していく」のが次のステップですね。
今日はこれくらいで。
それではまた〜
投資は何が起きても自己責任になるので、焦らずやりましょう!
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