S株(単元未満株)を売買するときの注意点【投資の話#10】

S株(単元未満株)を売買するときの注意点!【投資の話#10】投資運用

証券口座を開設して入金したら、いよいよ株式の購入ですね。

SBIネオモバイル証券でも取り扱われている「S株(単元未満株)」は、初心者にも優しい金融商品。

S株は「少額から売買できる」ので安心です。

いっぽうで、通常の株の取引と違うところもあるので注意が必要!

この記事では、

「一般の株取引」と「S株の取引」の違いを、分かりやすく説明していきます。

S株(単元未満株)を売買するときの注意点!

まずは結論から。

「S株」の特徴
  • S株の注文方式は成行のみ
  • S株の約定は1日3回のみ。

S株を注文するとき、指値(さしね)はありません成行(なりゆき)のみです。

取引はリアルタイムでは成立せず、約定(やくじょう)するタイミングも決まってます。

一般の株「単元株」の取引に慣れていると、S株の取引ですこし戸惑います💦

それでは、具体例をまじえて解説をしていきます😃

注文方法の基礎のキソ

いちばん基礎的な「注文方法」はこの2つ。「指値」と「成行」です。

一般の株ではどちらも可能ですが、S株では「成行のみ」になります。

指値注文

例えば「ある企業の株を買いたい。その現在の価格が1,000円」だとします。

このとき「この価格が950円以下になったら買う」という注文をします。

これが「指値で注文する」ということですね。

1,050円以上になったら買う「指し値」もあります。

指値と逆指値をセットにしたOCO注文や、買いと売りをセットにしたIFD注文など発展型もあります。

成行注文

例えば「ある企業の株を買いたい。その現在の価格が1,000円」だとします。

このとき「そのくらいの価格ですぐ買う」という注文をします。

これが「成行で注文する」ということです。

実際に支払う金額は、約定してからじゃないと分かりませんが、だいたい1,000円前後になります。

取引所や証券会社は、法律にもとづく公正な取引を行っているので、あまり心配しなくても大丈夫です😃

ネオモバの例

SBIネオモバイル証券「ネオモバ」を例に、すこし詳しくみてみましょう。

ネオモバで「S株の買い注文」を出すときの場合です。

2種類の入力方式から選べます。

①金額指定

「金額指定」の場合、金額を入力すると「購入できる株数」を自動的に計算してくれます。

電卓を片手に…みたいやらなくていいので便利ですね。

②株数指定

「株数指定」の場合は、自分で株数を入力します。

「金額指定・株数指定」どちらでも、S株は成行注文です。

どちらの方法でも、株数に応じた「概算約定代金」が表示されます。

ここでTポイントの利用を、指示することもできますね。

成行の場合は「概算約定代金」に上限値が表示されています。支払い代金はこれ以下になるので安心です。

S株の約定タイミング

株式市場が開いている時間帯は、平日の「朝9:00から11:30まで」と「昼12:30から15:00まで」。

午前と午後で分かれていて、それぞれ「前場(ぜんば)」「後場(ごば)」と呼ばれます。

S株が約定するのは、それぞれ「前場後場始まり」のタイミング!

2020年6月6日からは「後場終わり」も追加されました。

一般の株式での「リアルタイム感のある成行」とは違い、S株の約定は1日3回にしぼられます。

約定価格も「始値(はじめね)」もしくは「終値(おわりね)」が適用されます。

もちろん、わたしたちから売買の注文はいつでも可能

証券会社のほうで、わたしたちから集められた注文を、前場/後場の始値・終値でいっせいに処理することになります。

以前は、このように2回のタイミングでしたが、

2020年6月からは、

の3回のタイミングで約定できるようになりました。

注文してから約定するまで、少しタイムラグがあるわけですね。

閉場している時間帯に大きな経済イベントがあったりするので、朝10:00くらいに注文して、後場で約定するのがぼくのオススメ

まとめ

ベテランの人でもS株の特徴を知らなかったりします。

ぼくも今回だいぶ復習しました😅

今回の内容は、下記ネオモバのヘルプページを参考にして作成しています:

より詳しく知りたい人は、ご一読くださいね。

それではまた〜

SBIネオモバイル証券 口座開設

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