こんにちは、はぴとく(@hapi_toku)です。
ブレードプロ98 vs. ピュアアエロVS
どちらのラケットも、シリーズ中ではかなりとんがった存在。
使い手を選び、好きキライがくっきり分かれる、
そんなラケット２つの比較インプレです！
２つをじっくり比べると、特徴がキワダチます。
まずは結論
さくっと、結論から。
どちらのラケットも、ある程度スイングスピードが速くないと、
その性能のよさを発揮できません。
スイングスピードが十分でないと、
と感じてしまいます。
逆に言うと、メリットは、
というのを、ストロークで強く感じます。
ブレードプロ98のほうが、より競技者向けですね。
それではすこし詳しくみていきましょう。
スペック表
| ブレードプロ98(18×20)V7 | ピュアアエロVS 2020 | |
|---|---|---|
| サイズ | 98平方インチ | 98平方インチ |
| ウェイト | 305g | 305g |
| バランス | 325mm | 315mm |
| フレーム厚 | 22.0mm | 21.0〜23.0mm |
| パターン | 18×20 | 16×20 |
面のサイズとウェイトは同じ。
バランスは10mm、バターンはメインが２本、違いますね。
ちなみにスウィングウェイトは、ブレードプロ98が約「20」重い計測値でした。
ブレードプロ98はボックス形状、
ピュアアエロVSはひし形？っぽい、
フレーム断面形状です。
ストロークは？
操作が軽快にできるのは、ピュアアエロVS！⭐
ブレードプロ98は、ちょっと重く感じる。
トップヘビーだし、スイングウェイトもあるので、すこしタイミングが遅れがちに…
同重量のラケットにしては、違いはけっこうありますねー
そのぶん、ブレードプロ98は伸びのあるボールを打ちやすい！
スライスも低空飛行で、伸びてくれます😀
パワー・操作性も違いますが、
いちばん違いを感じるのは、ボールの飛びだし角度。
ボールが飛び出す感じです。
ピュアアエロVSは、チャンスボールを高い打点から打ち込むのが、かなりやりやすい！
飛びだし角度が上方向で、ネットミスしづらい。
「あっ、上すぎるか？」と思っても、
回転がばっちりかかってくれてコートに収まってくれます。
同じ感覚でブレードプロ98を使うと、ネットしたりアウトしたりが多発…
ブレードプロ98でチャンスボールを打ち込むときは、
もっと慎重にネット上の高さを狙わないとダメですね。
ふだんは無意識でも、交互に打ち比べると気づきます。
逆にブレードプロ98は、高さやコースのコントロールをしやすいので、
ピンポイントで「ネットの上の的」を狙える感覚があります。
ブレードプロ98は、ロングストロークでパワーのりのりです。
足腰のちからが、たっぷり伝わる感じがします😀
ピュアアエロVSよりも、すこし下から入る感じで
がっつり厚く当てて振り抜くと、
「えっ、うそ！？」
というくらい回転がかかります。
ブレードプロ98は、難易度の高いラケットなので
毎回そんなうまく打てるわけではないのですが、
ピークMAXの回転量ではピュアアエロVSよりも上ですね。
いつもの練習相手からは、
という意見をもらいました⭐
ボレーは？
ボレーでも取り回しやすいのは、やはりピュアアエロVS。
すばやくキビンに動かしやすい！
スイートエリアもブレードプロ98より広いですね。
ブレードプロ98がいいのは、
伸びのあるボレーが打ちやすく、コントロール性能もよいところ。
ボールも浮きづらい。
でも、すこし動作が遅れがちになるので、準備動作には気を使いますね。
ちなみに、今回は、
どちらのラケットもアルパワー125を、同一テンションで張って打ち比べしました。
まとめ
面のサイズと重量は同じでも、
難易度と性能には、かなりの違いアリ。
正直どちらのラケットも「あ〜、これは無理だな〜」という人が多いかも💦
でも一方で、
「やっとめぐり会えた！こういうの欲しかった！」
となる人も、少なからずいるはず😀
それぞれのラケットは、こんな人におすすめです：
技術力にはかなり自信がある。だから、素直でパワーのでるラケットが欲しい！
という感じです。
それぞれのラケットの、より詳しい解説はこちらから：
じぶんの可能性を広げてくれる、ラケット選びは楽しいですね😀
それではまた〜！
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