テニス肘を治すガット!テクニファイバーXR3【予防にも】

テニス肘を治すガット ガット・ストリング
テニス肘を治すガットXR3

「テニス肘の痛みを取り除きたい!」そう思っている方に、一度読んでいただきたい記事です。

軽いものを持つだけでも痛みが発生して、日常生活にまで支障をきたすテニス肘

痛みが増したり長引いたりすることを恐れながらテニスをしていても、なかなか良い結果がついてきません。

この記事では「テニス肘の痛みを取り除くために、ぼくが実際に行っていること」のひとつを紹介します。今回はガットに焦点をあてています。

個人的な体験談というか知恵になりますが、この情報がお役にたてば嬉しいです。

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テニス肘を治すガット!テクニファイバーXR3【予防にも】

テクニファイバーXR3
2019年 創業40周年で新ロゴに

テニス肘をケアするために、ぼくが実践していることは次の3つに大きく分類されます。

ここに気をつけています!
  1. フォームの見直し
  2. ひじ(肉体的な体)のケア
  3. プレー中の装備品

今回 は「3. プレー中の装備品」の中で一番重要とも言える、ガットに関しての記事になります。

さっそく結論を

ぼくがおすすめするガットは「テクニファイバーXR3」です。

その理由は「テクニファイバーXR3を1ヶ月間使用すると、肘の痛みがまったく無くなる」からです。

ちなみにぼくは、テニス肘専用のサポーター/器具は、全然使用していません。

ガット以外でいつも装着しているものとしては、

  • 振動止め、オーバーグリップテープ
  • リストバンド(ちょっときつめがいい)
  • 肘のアームカバーかサポーター(保温用のゆるいもの)

くらいです。

試合に定期的に参加しているのでラケットは性能重視で選びます。「テニス肘のことを考慮してラケットを選ぶ」ということはしていません。

テニスをやる頻度は週3〜4回で、一回あたり平均3時間という感じです。



テニス肘になる理由

深読みする方は、こんな疑問があるかもしれません。

テニス肘にならないガットを使ってるなら、この記事を書いた人はもうテニス肘の悩みから解放されてるんじゃないの?

「そう、その通り!」と本当は言いたいのですが、実はそうではないんです💦

自業自得でテニス肘の痛みを抱える期間があるのです。

ぼくの現状としては、1年間でひと月だけしか「テクニファイバーXR3」を使用できません。それ以外の11ヶ月間は「ある・・やわらかめのポリ」を張っています。

XR3のメリット・デメリットは後述しますが、なぜそのポリを張るのかという理由は、

体への負担が多少あっても、試合で勝つために、ショットの威力を最大限にしてくれるものを選んでいる」から …技術不足を道具に頼ってカバーしようとしているから… です。

ポリを使っている期間に、肘への負担と痛みがジワジワ蓄積されてしまうのです。



テクニファイバーXR3の特徴:メリットとデメリット

旧ロゴのパッケージも、まだよく見かけます

テクニファイバーXR3の素材分類は「ナイロンマルチ」で、芯(しん)の入ったタイプです。

バワー回転コントロール体への負担柔らかさ
テクニファイバーXR3の特徴
  • 自ら振って厚いあたりで回転をかけたい人向き
  • 打感が柔らかく、回転の調整やコントロールがしやすい
  • 中速スイングだと、ストロークとサーブで飛ばないと感じる
  • すぐケバ立つ。力がある人だと切れやすい

ノッチがすぐに入ってきますが、それでもそこそこスナップバックが効きます。なので「回転量がだいぶ落ちたなー」と感じるまで、見た目は気にしないようにしています。

ぼくは1.30mmのゲージを使用し、50ポンド前後で張っています。

テクニファイバーXR3は振動止めが外れやすいです。しっかりと装着できる振動止めがオススメです。

テンションと張替えタイミング

肘にやさしい張替えタイミングは?

ざっくり言うと「肘に負担をかけないようにするには1ヶ月が限度」というのが、ぼくの経験則です。

ナイロンにしろポリにしろ、硬化したガットで打ち続けるのは体への負担が増加します。

知人数名のガット張りを行っていますが、次のような傾向があります。

テニス肘ではない人
  • ガットにこだわりがあり、張るガットは過去に選定済み
  • 定期的かつ計画的に、ガットを張り替えている
  • ストリンガーを選んでいる
テニス肘の人
  • 3ヶ月以上張り替えない
  • ガットの種類に無頓着(張ってあるガットが何か知らなかったりする)
  • 不特定のショップ等でガットを張り替えている

なんとなく、テニス肘になりやすい理由がわかる気がします。

テンションを落とすと肘に優しいのか?

テンションを落とすと打感は柔らかくなるので、肘に優しく感じるかもしれません。

けれどテンションを低くすることが、テニス肘に効果的とは思いません。

テンションよりも、ガットそのものの硬さや、ガットが時間経過とともに硬化することが、体への負担増になると考えています。

無理にテンションを落とすと、逆にデメリットが発生してしまうでしょう。

肘に余計な負担をかけるのでは?
  • 飛びすぎるのを抑えようとして、
    • フォームを崩す
    • 振りが悪くなる
    • 結果、ラケット中央以外でボールを受ける頻度もあがる

「肘が痛いのでテンションを下げようかな?」と思ったときには、「ガットの種類を変更する」ほうが正解です。



まとめ

「回転・パワーともに最高で、タッチ系のショットもやりやすく、しかも体にも優しい」そんなガットを探す旅の途中に、ぼくは未だいます。

その過程で出会った「パワーを除けば、あとは素晴らしく使える!」というのが「テクニファイバーXR3」です。

バボラのエクセルも、テクニファイバーXR3に似ています。強いて言えば、回転量が少しXR3のほうがいいかな。

ガット選びは奥が深くて、人によって好き嫌いがあったり、評価が大きく別れたりします。実際にしばらく試してみないと、その良し悪しが分かりません。

手間のかかるガット選びですが、ガットの種類によってボールの質やプレースタイルまで変わってくるので、その分いろいろ楽しめますね。

長い記事になりましたが、最後まで読んでいただき有難うございました。

それではまた!

※「お試し用12Mカット品」は11メートルちょっとしか入ってないものもあるので、自分でガット張りをする人向けと考えておくのが無難です。

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