【保存版】足つり3つの要因とオススメの対策!まとめ

ボディーケア
Photo by Bruno Nascimento on Unsplash

「足がつりやすい」テニスをやっていると、必ずぶちあたる悩みですよね

一度足をつってしまうとクセになり、そのあと数週間から数ヶ月のあいだ不安に怯えながらテニスをしなければなりません。精神状態も不安定になってしまいます。

自分はすごーく足がつりやすい体質で、小さい頃からスポーツをやっていると、いつも足つり問題がつきまとっていました。スポーツをしている15年間で、立てなくなるくらいの足つり(ふくらはぎ・ふともも)を50回くらい経験しました。

年齢とともに足つりのダメージは大きくなります。「もう絶対につりたくない!」といろいろとケアをして、ここ3年間は足がつらずに済んでいます。

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【保存版】足つり3つの要因とオススメの対策!まとめ

これから説明する「3つの要因とその対策」は、足がつりやすい人なら、年齢性別問わずあてはまる内容です。

この記事には薬による対処を含んでいません。ここの対処をしっかりおこなった上で、薬を服用するとより効果があります。(薬については、文末の関連記事リンクをご覧ください)

要因1:夏場の発汗

スポーツで汗をかくのはあたりまえ。なんですが、これが足つりの一番の要因です。

例えば、汗でビショビショになったTシャツを2回取り替えたとしましょう。そのままの運動量を続けていれば、足がつるのはほぼ確実です。

日頃から体を鍛え上げている、アスリートや競技者は、除外して考えてくださいね。

汗がダラダラと出たり、拭いてもまた吹き出してくる、そんな時間が続いてしまったらアウトです。

直射日光を浴びていたり、休みなく運動を継続していたり、そういった体温が高い状態を続ける状況は、できるだけ避けるようにしましょう。

「汗が出たらタオルで拭いて、気化熱で体温の下げる」春や秋なら有効だと思いますが、高温多湿の夏場、発汗が続いてしまっている状態では、ほぼ効果はありません。

もっと直接的に体温を下げる必要があります。例えば:

日陰で休憩 < 体に風をあてる < 水浴び < 室内クーラー < アイスバス

「体温を常温にもどして汗を止める」この状態をできるだけ早く作るようにしてください。筋肉が正常に働くための栄養素を、ダラダラと流し続けるのはやめましょう。



要因2:冬場の冷え

冬は体が冷えますねー。そう、またあたりまえのことですが、これが冬場に足がつる一番の原因です。

筋肉は温度が下がると、筋収縮が起きやすくなります。冷えてしまった筋肉は、弛緩(しかん)することができずに、激しく収縮した状態が続きます。これが冬場によくある足がつった状態です。

この状態で、無理に筋肉を動かすと、怪我をしてしまいます。まずは、筋肉を温めて、収縮が治まってから、ゆっくりと動かすようにしてください。

冷えによる足つりの場合は、収縮を戻そうと無理に筋肉を伸ばして怪我をしないようにご注意を!

しっかり温めるほうが安全で効果的です。

冬の足つり対策の基本は、筋肉の保温です。たまに見かけますが、冬場の半ズボンしかもナマ足とかは、完全にNGです。

冬用長ズボン < ハイソックス < レッグウォーマー < 保温系タイツ

意外に見落としがちなのが「着替え」です。汗をかいたままの服を長時間、肌に密着させていると、今度は逆に冷えてきます

冬でも汗で濡れたら、こまめに着替えるようにして、体温を保ちましょう。

休憩中に筋肉は冷えていきます。運動を再開する前には、ウォームアップを忘れずに!



要因3:筋肉の蓄積疲労

3つ目の要因は、筋肉の蓄積疲労です。筋肉を動作させるエネルギー源を使い切ってしまった状態です。

筋肉を動かすための栄養素はいろいろありますが、見落としがちなのは「マグネシウム」です。

マグネシウムは筋肉を弛緩(しかん)させる働きがあり、マグネシウムが不足すると、筋肉は収縮しつづけるとこになります

筋肉の細胞に栄養を行き渡らせて回復するのには、時間がかかります。

連日激しい運動を続けていると、エネルギー・ゲージが十分に回復しないままのスタートとなり、より足がつりやすい状態になりますね。

対策としては、自己コントロールや習慣の領域の内容です。

・水分/糖分/ミネラルなど、筋肉が必要とする栄養の補給

・睡眠による回復、十分な休息

運動前後、運動中、日々の食事など、気にかけるタイミングはいろいろありますね。コツコツ努力を続けて、エネルギー・ゲージの満タンを心がけましょう。

要因3の筋肉の蓄積疲労は、「要因1の発汗」「要因2の冷え」との負の相乗効果を生み出します。要因1 x 要因3、要因2 x 要因3、のように掛け算で足がつりやすくなります。

筋肉疲労についてはもうひとつ、運動中の消耗をおさえるよいツールがあります。

着圧のある、スポーツタイツ/レッグ・スリーブ/サポーター

筋肉が無駄に振動しなくなり、疲労が軽減されるしくみです。着圧が強いものが、やはり効果は強いです。体感としては、足の筋持久力が1.5倍くらいになります。



まとめ

足をつると、周りの人がいろいろ言ってきます。心配してくれるのはありがたいんですが、「あの人がこう言ってた」とか「この前、あの人がそうしていた」的な、都市伝説みたいなものが多いんですよね〜。足がつった状態では、人の意見を冷静に聞くなんてできないですしね。

ぼくの場合は、足のつる原因を、今回の3つの要因に分けて考えることで、予防や対処がうまくできるようになり、だいぶ気持ちも楽になりました。

この記事が、足つりのないテニスライフに役にたてば嬉しいです。

ではまた!

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