テニスが楽しくなるラケットの選び方!

enjoy choosing a tennis racket インプレ評価
enjoy choosing a tennis racket

新しいラケットを購入すると、それだけでテニスをするのが楽しくなりますよね。モチベーションも上がって、練習にも身が入ります。

ただ数あるラケットから、どれを選ぶか、本当にそれが正解かどうか、迷いに迷ってしまうことはありませんか?

ぼく自身、次のメインラケットを模索していて、なにを基準にして選ぶのがいいか、頭が混乱するときがあります。ここで一度、その基準を整理しておこうと思います。

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ラケット選択を楽しもう!

直感を大切に

ストロークいい感じだな、サーブいいボールが行く、ボレーも打ちやすい、デザインも気に入った。そんなラケットに出会ったら、もちろん即買いです!

もっと言うと、上の一つだけでもすごく気に入ったものがあれば、他がまあまあでも買ってしまいましょう。直感も大事です。のちのち振り返って、買って良かったと思うはずです。

恋人選びとの共通点

ラケット選びは恋人選びと似ているかもしれません。最初はすごく気に入っていても、そのうちダメになってしまうケースもあります。逆に始めは「まぁいいか」くらいだったとしても、そのうち「本当に自分に合うのはこの人(ラケット)だった!」みたいなこともあります。

気に入らないラケットを使っているようなら、さっさと新しいラケットを探して乗り換えましょう。人ではなくモノですからね。そういうのもアリです。昔のラケットに一旦戻るのもアリです。

気に入らないラケットを使っていると、ミスを道具のせいにしてしまったりします。逆に、お気に入りのラケットを使っていると、「このラケットはここが弱点だから、自分の技術を磨いてなんとかしよう!」と前向きになることもできます。

ラケットは体の一部のようなものです。ラケットとの付き合いを楽しめれば、テニスライフも充実します。



優先順位を明確に!

とはいいつつ、理系出身のせいか、ぼくは論理だった考え方をする性格もあります。

やっぱり失敗は避けたいし、後悔もできるだけしたくない。なぜそのラケットを選んだかは明確にしておきたいのです。

ぼくの場合の優先順位は、こんな感じです。

  1. スイングスピード
  2. 回転とコントロール
  3. 球威(主にシングルス)
  4. 取り回し(主にダブルス)

スペックである程度のしぼり込みはできますが、同スペックでも性質が大きく違ったり、スペックからの想像とだいぶ違った印象を受けるラケットもあります。

ラケットを評価するとき、点数をつけたり絶対値で判断するのは不可能なので、試打ラケと自分のラケットを交互に使って、優先順位1〜4を比較して確かめていきます。

それでは、それぞれの項目を少し説明します。

優先度1:スイングスピード

振り抜きが良いと感じるラケットを選択するようにしています。

スイングスピードが落ちると、ボールの回転量が減ってしまいます。ボールがコートに収まりずらくなります。無理して回転を増やそうとすると、ボールスピードが落ちたり、ラケットの振りが悪くなったり、悪循環に陥ります。こういう状況は避けたいですよね。

素振りをしてみて、鈍重に感じたり、スイングパスに違和感があったりする場合は、そのラケットは購入しないほうがいいでしょう。

優先度2:回転とコントロール

ストロークの(トップ)スピンを例にすると、左右への打ち分けのような横のコントロールではなく、縦の方向のコントロールを気にしています。

ボールの飛び出し角度がどれくらいか、そのときの回転がどれくらいか、これが自分の感覚とずれていると、ストロークの深さを出したり、ボレーヤーの足元に返球するのが難しくなります。

サーブの場合は、スライスやスピンのコントロールに影響します。

これはガットでも左右されるのですが、いろいろなラケットやガットでの試打を数多くやっていると、自分に合うラケットかどうかは、ある程度推測できるようになります。

ちなみに、打感やホールド感、ラケットのしなり具合たわみ具合、これらはガットやテンションによって全然違う感じがするので、試打ラケでは評価しないようにしてます。これらは、「ラケット+ガット+テンション」で評価するのが一番確実ですね。



優先度3:球威(主にシングルス)

自分がしっかりと打てたときには、バウンド後のボールが、相手の予想をちょっとだけでも外してくれるんじゃないか、と思えるラケットを選ぶようにしています。

バウンドしたボールが失速してしまうようだと、相手に簡単に攻撃されてしまいます。良いコースにボールがいっても、カウンターをくらったりします。

基本的には使いやすいラケットというのが前提ですが、それにプラスして「おっ、けっこういいボール来るな」と相手が思ってくれるような、ラケットを選びたいですね。

道具に頼りすぎ?いいんです!それでも。道具への信頼です(くっ苦しい…)

優先度4:ボレーでの取り回し(主にダブルス)

ボレー戦を主体にテニスをする方は、これが優先順位1番かもしれませんね。

チェックするポイントは「ラケット面の準備が素早くできるかどうか」です。時間的余裕のないボレー戦になると、ここで勝敗が分かれます。

取り回しが悪いと、頭の中のイメージよりラケットが遅れてしまいます。インパクトでタイミングが遅れると、浮いたボールの返球になったり、決め球がアウトしたりします。



まとめ

いかがだったでしょうか? ラケットの好みや選び方は、人それぞれ様々です。だからこそ迷いもあるし、選択する自由が生まれます。

  • 自分の好きなプロのシグネチャーモデルを使う!
  • 目指すスタイルのテニスをしたいから、このラケットにする!
  • 今の自分にベストマッチしたラケットを探求したい!

いろいろな楽しみ方があると思います。この記事が、何らかの参考になれば嬉しいです。ここまで読んでいただきありがとうございました。それではまた!

もし気になる方は、ぼくのテニスの自己紹介はこちらです:

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