ダンロップ CXシリーズの100インチモデル「CX400」の試打をしてきました!
「使いやすさ重視のやさしいモデルかな」という先入観がありましたが、いい意味でそれが裏切られる結果となりました。
先日の「徹底比較!軽量ラケット4機種」と同様の指標で、CX400の特徴をお伝えします!
インプレ記事を読む前に
ラケットやガットのインプレ/レビューは「個人的な感想や意見」で人それぞれ。
「誰がこのインプレ記事を書いてるの?」というのは重要な情報のひとつです!
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【インプレ・評価】ダンロップ CX400 CXシリーズ
まずは結論から、
- CX200の性能特徴をそのまま維持し、扱いやすさをプラスした軽量モデル
- Wilson プロスタッフ97LS と良いライバル関係
「CX200は好きなんだけど、ちょっと重くてしんどいなー」という方に最適なモデルです。
ダンロップCX400とWilsonプロスタッフ97LSは「使い勝手・難易度・このラケットを使う理由」が似ている同類のラケットだと思います。
ですので、今回はWilsonプロスタッフ97LSを比較対象としました。
スペック比較
ダンロップCX400と Wilsonプロスタッフ97LS の比較です。
CX400 | プロスタ97LS | |
---|---|---|
サイズ | 100平方インチ | 97平方インチ |
ウェイト | 285g | 290g |
バランス | 330mm | 325mm |
フレーム厚 | 24mm | 23mm |
パターン | 16×19 | 18×16 |
数字はそれぞれ全く違いますね。
ダンロップCX400 vs. Wilsonプロスタッフ97LS の比較
前回の「徹底比較!軽量ラケット4機種 ー 比較表」のWilsonプロスタッフ97LS の性能評価をベースに、ダンロップCX400の相対的な評価をしました。
※ストロークの指標を簡単に説明しておきます。
- 飛び:パワーアシストがあって球威が出やすいか
- 回転:回転のアシストがあるか
- 振り抜き:スイングスピードを出しやすいか
- スイングスピードが上がると、飛び・回転の性能も上がります
- 軽量感:軽く感じる=扱いやすい
ストローク | CX400 | プロスタ97LS |
---|---|---|
飛び | △++ | ◯ |
回転 | ◯ | ◎ |
振り抜き | ◎ | ◯ |
軽量感 | △ | ◯ |
ボレー | CX400 | プロスタ97LS |
---|---|---|
飛び | ◎ | ◯ |
とり回し | ◯ | △ |
ストロークの比較
ダンロップCX400の特徴は、
Wilsonプロスタッフ97LSは、これと比較すると
となります。
スペックの数値とは異なり、ダンロップCX400のほうが薄いラケットに感じました。
ボレーの比較
ダンロップCX400の特徴は、
Wilsonプロスタッフ97LSは、
となります。
Wilsonプロスタッフ97LSも、他の300gラケットと比べると扱いやすいのですが、ダンロップCX400のボレー性能の優秀さが目立ちます。
まとめ
- CX200の性能特徴をそのまま維持し、扱いやすさをプラスした軽量バージョン
- 「やさしいモデル」というよりは「競技者向け」に近い
- 多様なショットで、使いやすさ・コントロール・パワーアシストのバランスが取れている
ダンロップCX400は「ひとつひとつのショットの威力や精度を上げていきたい。オールラウンドに戦える武器を身に着けたい」と考えている方に向いているラケットです。
実際に使ってみるまでは「ぬるいモデルかな?」と思ってましたが、全然違いました。試合でも使ってみたくなる使いやすさと性能でした!
最近は「軽量モデルの使いやすさ」や「隠れた性能の高さ」にすっかり魅了されてます。
ダンロップCX400は、ブラック✕ピンクも数量限定で発売されています。女性向けのカラーバリエーションも気になりますね。
それではまた!
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