たまたま立ち寄ったホームセンターで見かけた、最終処分価格になった一本のSPF材。
一度は通り過ぎて店を出ようとしたけど、なぜか後ろ髪を引かれる気がします。もう一度木材売り場に行きました。
「ぼくが買わないと、このまま廃棄されてしまうんだろうなー」という雰囲気です。
何に使うかはノープランでしたが、購入して持ち帰ることにしました。
購入した木材
2×10の6フィートです。ミニバンに積んで持ち帰りましたが、一人だとこの重さが限界です。
値段は960円でした。激安です。
節が多めで、節のまわりにはひび割れがもあります。白木のまま使うと少し気になるかもしれません。
すこしだけソリが発生してますが、正確さが必要ないところに使えば、問題はなさそうです。
窓際のローシェルフに決定
購入したあと、しばらくほったらかしでしたが、なんとか利用方法を思いつきました。
カットとかはせずに、そのままローシェルフの天板に使うアイディアです。
こんな感じで。
組立は、脚のかわりになるボックスに乗っけるだけです。めっちゃ簡単ですね。
白木のままだと見た目が浮いてしまうので、塗装だけすることにしました。
塗装は憧れのブライワックスで
DIYの塗装で使ってみたいと思っていた2つの塗料:
- 木部は、ブライワックスのウォルナット
- 鉄部(に見せたいところ)は、TURNER’S のアイアンブラック
※今回は「TURNER’S のアイアンブラック」は使いません。
イギリス王室でも使われているとうブライワックス。とうとう使う日がやってきました!
「ブライワックスで塗装するぜ!」と思うだけでワクワクしてきます。なんせ初めてなので。
白木のままだと「ボロッちいな」と見える節やキズ跡とかが、塗装後は「味わいある」見た目になります。すごいですねー
塗装方法を説明すると長くなってしまうので、また別の機会にレビュー記事をアップしたいと思います。
脚部は古いおもちゃ箱で
木箱2つを使って脚にしました。
これらの木箱は、幼少のころにはおもちゃ箱として、学生のときには教科書置き場として使われてきたものです。古いけど頑丈なつくりです。
ぼくが生まれる前からあったもので、おそらく50年くらい前に作られたものです。
押入れの奥に眠っていた木箱を再利用して、ローシェルフの脚&収納にすることができました。
完成品
セリアのフリークロスを、天板の裏に画びょうで貼り付けて、完成です。
最終的には脚と脚のあいだの空間も、収納にすることにしました。
まとめ
ローコストにリメイク
50年くらい前からある木箱と、格安の木材を組み合わせて、ローシェルフが出来上がりました。
見た目もなかなか男前にできて、ぼくとしては大満足です。
ブライワックス
ブライワックスは3,000円くらいしますが、木目の美しさや質感がすばらしく仕上がるので、値段はまったく高く感じません。
ブライワックスを使うと「数十年間、手入れを欠かさずに大事にされた、磨きあげられた木材」のような雰囲気が出ます。
これを一回の塗装で実現できるので、すばらしい塗料ですね。
おわり
リメイクDIYは完成までに少し時間がかかりますが、すごく楽しいです。
とくに資源を有効活用することで、エコ環境に貢献できている気分になり、満足度がアップしますね。
動画で木材の質感も確認できます:
それではまた!
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