- どうしても試合で思うように勝てない
- なぜ勝てないかが分からない
- 格下の相手(少なくとも自分はそう思っている)に、よく負けてしまう
もしそんな悩みをお持ちなら、紹介したい書籍があります。
読むだけでテニスが強くなる本
「読むだけでテニスが強くなる」これが堂々とサブタイトルになっている「ウイニング・アグリー」です。
長年テニスをやっている人のなかでは、もっとも知名度の高いテニス本かもしれません。だんだんと古典になりつつありますが、今でも通用することばかりが書かれています。やはり名著ということなんでしょうね。
マジで勝率はあがる
試合に出始めてから1年程たったころ、ダブルスはペアのおかげもあり勝てるようになったけど、「シングルスの試合がどうしても勝てない」という日々が続きました。
どうしたら勝てるようになるのか?自分の何がいけないのか?全然分かりませんでした。
そんな苦しい日々が続いていたころ、クラブの先輩に紹介されて「ウイニング・アグリー」読んでみました。
で、やっぱり、ですよ。この本を読んでから、勝率があがっていきました。1割しか勝てなかったのが、5割くらいは勝てるようになりました。
テニス歴が3年弱のころ、テニス歴20年くらいの人(高校からずっとやってる人)に試合で勝てたことがありました。「ウイニング・アグリー」を読んでなかったら、勝てなかったと思います。
ちなみにぼくは、すべての試合のスコア(ゲームカウント)と対戦相手を記録しています。負けたときは、その理由も書いておきます。これで再戦することになったとき、ものすごく有利になります。
本の内容はどんな感じ?
本はセンセーショナルな暴露本チックな雰囲気で書かれています。
マッケンローさんや当時のプロを、すこーしディスっていますが、著者のギルバートさんご本人はすごく真面目に、テニス人生に取り組んでいるんだと感じます。ある意味、敵対視しつつも尊敬しているライバル関係?なのかな。
素人がテニスの試合で勝つためのポイントが、ものすごくいっぱい詰まっています。
すべてが全員にあてはまるわけではないと思いますが、試合に勝てない悩みを抱えているなら、「あなたが使えるヒントが必ず含まれている」と断言できます。
著者はどんな人?
ブラッド・ギルバートさんは、お母さんに「冗談はやめて、早くまっとうな仕事につきなさい」と何度も言われたそうです。親でさえ、プロツアーで活躍するなんてタダの夢と思っていたのに、世界ランキング4位までいってます。すごいですねー。
一時期、錦織圭選手も、ブラッド・ギルバートさんに帯同コーチとして何試合かついてもらっていましたよね。
また、アメリカのテレビ解説者として、ちょいちょい拝見してました。
まとめ
技術解説書やトレーニング本、雑誌など、さまざまな種類のテニスに関する書籍が出版されてます。その中でも、一線を画した本であることは間違いないです。
出版が1997年なので、この本で描かれているプロ達は、今はもうベテランコーチとかになってしまってますが、「よく名前を聞くあの人は、こんなイメージの人だったのね」という感じでも楽しめます。
もしまだ読んだことがなければ、一度読んでみてはいかがでしょうか?楽しくて役に立つ発見が、きっとあると思いますよ!それではまた!