こんにちは、はぴとく(@hapi_toku)です。
ブログを構成するコンポーネントソフトを、
一気にバージョンアップしました。
「PHP/WordPress/Cocoon/プラグイン一式」です。
予想通りちょっとトラブった(笑)ので、
次回&自分のための備忘録を残しおくことにしました😀
まずは結論
まずは結論から。
- WordPressとCocoonのバージョン互換性のチェックは入念に!
- PHP/プラグインは、ちょい気をつければ大丈夫!
今回バージョンアップをしたのは、
- PHP 7.2 → 7.4
- WordPress 5.4 → 5.7
- Cocoon 2.2.1 → 2.2.9
- プラグインをごそっと更新
バージョンアップ作業は、こまかい対応で時間をとられることが多いので、
ずっと(1年?)あと回しにしてました😅
古いバージョンを使い続けるのは、セキュリティや表示速度に影響してくるので、どこかのタイミングで更新するしかないんですよね…
今回ミスったのは「Cocoon」のWordPress 5.7への対応状況をしっかり把握せずに、
更新作業をしてしまったこと。
ほんとうはCocoonは次のマイナーバージョンアップまで、待ったほうが良かったかも💦
すこしドキドキする場面に出くわしました。ふぅ〜
結果的には、それほど手間をかけずに、上述のバージョン番号でそろえられました。
軽微な不具合は残ってますが、
運用や編集作業には、あまり支障ないのでOKです。
今後は「Cocoon」のバージョンアップで、WordPress 5.7 向け不具合修正があれば、
適宜適用していく予定です。
ではすこし詳しく見ていきましょう。
複数サイトを持つメリット
ちょっと前置き。
ぼくは複数サイトを持っていて、片方はテスト的に使えます。
ドメイン代は少しかかっていますが、
「バージョンアップ作業をそこで試せる」
というのは、やっぱりメリットあります。
トラブルシューティングにかかる時間を、かなり減らすことができます。
メインのサイトは、できるだけ運用をとめたくないですからねー
PHP
いちばんベースとなるPHPは、
エックスサーバー を使っていると安心。
かんたんにバージョン切り替えができます。
「推奨」されているバージョンを選べばOKですね。
プラグイン
プラグインも、
バージョンアップで、トラブルにあったことはありません。
WordPress のバージョンで、作者による互換性が確認されていればOKですね。
だだし、
「必要最低限のプラグインだけしか使わないこと!」
にはけっこう気を使っています。
ぼくが常時つかっているプラグインは、これ:
- BackWPup
- Category Order and Taxonomy Terms Order
- Contact Form 7
- EWWW Image Optimizer
- Google XML Sitemaps
- Wordfence Security
テーマで実装されていない機能があれば「プラグイン」を使うという感じです。
もしコメント欄ありのブログにするなら、アンチスパムのプラグインも入れたほうがいいですね。
WordPress
WordPressをアップデートする必要があるのは、1年に1回くらいかな。
でもなにかと大掛かりになる傾向が…
テーマやプラグインの土台ですからね。
そうとうなトラブルが発生しない限り、WPのバージョンを戻すようなことはしたくない。
しっかりバックアップが揃っていることを確認して、
半日くらい時間を確保できるときに、
WordPressのバージョンアップに着手するのがいいですね。
ちなみに、マイナーバージョンアップは自動更新される設定にしてますが、トラブルにあったことはありません。
Cocoon(テーマ)
先述のテスト用サイトで、
- WordPress 5.7
- Cocoon 2.2.3
だと、
- 編集画面が崩れてしまう
- ダッシュボードの更新ページにCocoonは表示されない
という状況になりました。
んー、しかたないので、
本サイトは「WPのアップデートは見送り、Cocoonだけアップデートする」ことに。
で、本サイトを、
- WordPress 5.4
- Cocoon 2.2.9
にすると、
トップページやカテゴリーページに、コードのエラーメッセージが大量に…
ヤバい、どうしよう…
本サイトが壊れかかってる…
Cocoonをバージョンダウンすることも検討しましたが、
それだといっこうにシステム更新が進まないので、
思い切ってWPをアップデートしてみました。
- WordPress 5.7
- Cocoon 2.2.9
この組み合わせだと、
- エラーは表示されなくなった
- 編集画面も普通につかえる
状態になりました。
編集画面は、一部表示が英語だったり、空白がおかしかったりするところがありますが、
慣れれば問題なくつかえる程度です。
ふぅ。これで安心。
アップデート作業が終了しました。
ちょっと考察
PHP/WordPress/テーマ/プラグイン、それぞれを
「あわせて使って不具合が最小限になるバージョンのセット」
をそろえるのはムズカシイです。
有料テーマであれば、サポート対象のWordPressとPHPのバージョンが指定されてると思うので、
このへんの気苦労はすこし減るかも。
ただ、無料テーマでも有料テーマでも、不具合がゼロになることはないです。
多少のことには目をつぶり、一般公開された「最新バージョンでそろえる」というのもアリですね。
今後ぼくがまたバージョンアップ作業をするときは、
次の「まとめ」のチェックリストで確認しながら、バージョン選定をしようと思います。
まとめ
今回、このブログ環境は、
- PHP 7.2 → 7.4
- WordPress 5.4 → 5.7
- Cocoon 2.2.1 → 2.2.9
となりました。
PHPとWPは今後しばらくアップデートせず、
Cocoon のみ、WP 5.7 向けの修正がリリースされたら適用していくつもりです。
今回の経験を生かして、
今後ブログ環境を大きくアップデートする場合は、
次のチェックリストを使って、バージョン選定をしていく予定です:
- WordPressのバージョンは、
- レンタルサーバが簡単自動インストール等でサポートしているもので。
- Cocoonが不具合対応リリース中のもので。
- PHPのバージョンは、レンタルサーバとWordPressが推奨しているもので。
- Cocoonのバージョンは、自動アップデートに対応したもので。
- それが無理なときは、最新版で。
- Cocoonのアップデート情報はこちらから。
ブログのシステムアップデートは、
スマホアプリの更新みたいにはいかないので、
なかなか苦労しますね。
プラットフォームに依存しない情報発信は、資産価値がでてくるし、スキルアップにもつながるので、がんばりましょ〜!
それではまた〜