こんにちは、はぴとく(@hapi_toku)です。
ボールを潰して打てる?
つぶすってたまに聞くけど、正直よくわかりません…
だったら、こっちのラケットがいいよ!
ラケット選びで候補を2つに絞り込んだけど、
どっちにするか、どうしても決めきれない。
某有名ショップに足を運び、アドバイスをもらうことにしました💡
そこの店長の助言にしたがい、16×19のラケットを購入。
でも結局その一年後、迷っていたもう一本のほう、
18×20のラケット購入し、そっちをリピ買いしながら数年間使うことに😅
当時を思い出すと、
あのころ「ボールをつぶす」ってどういうことか知ってればなぁ…
そんな気持ちになります。
さてさて、
前置きが長くなりましたが、
テニスで「ボールをつぶす」とは?
ぼくの考えをまとめておきます!
まず結論から
サクッと結論から、
- インパクトでボールが変形してつぶれる感覚が50%
- その変形が戻りつつ、ボールが勢いよく飛び出してくれる感じが50%
ぼくの場合は、そんな2つが混ざりあったものです。
一瞬のできごと、そのときの感触ですね。
かんたんには出てくれません😅
それよりも、
もっと重要かもしれない、知っておいて損のないことは、
- いろんな条件がそろわないと「ボールをつぶした感覚」にならない。
- インパクトでボールがグッとつぶれる感じがしたとき、
- ボールスピードが出るだけでなく、回転もかけやすくなる。
- しかもボールコントロールもしやすくなる!
ということ!
誰でもイージーにやれることではないけど、
できたときのメリットがすごく大きいので、
競技志向のおおくの人が追求する「ボールをつぶす感覚」なんですね😀
視点をかえると、
相手がイヤがる球威やバウンドのボールを打つことを追求していったら、インパクトの感覚が『ボールをつぶす』という表現がぴったりきた。
とも言えそうです。
ボールを「つぶす」条件
どうすれば「ボールをつぶす」ように打てるのか?
基本的なところをストロークで考えると、
- 厚くあてる
(=相手から飛んできたボールの進行方向に対して、ラケット面が垂直になるように)
- レベルスイングで
(=地面に対して平行に。ヨコぶりで。)
とすると、ボールをつぶす感覚は出やすいです。
でも、
それだけじゃない!
その感覚を出しやすくする条件がいろいろあります。
逆に、この条件がひとつないだけでも「ボールをつぶす」感覚には到達しないこともあります。
その条件を、表にまとめてみました⇩
もちろん、ちゃんとスイートエリアで打てていることが前提です😉
出やすい | 出にくい | |
---|---|---|
重量 | 重い | 軽い |
フェース面積 | 小さい | 大きい |
パターン | 目が細かい | 目が粗い |
出やすい | 出にくい | |
---|---|---|
テンション | 高い | 低い |
ゲージ | 太い | 細い |
素材 | かたい | 柔らかい |
出やすい | 出にくい | |
---|---|---|
スイングスピード | 速い | 遅い |
ボール種類 | 柔らかい | かたい |
「ラケットの振り方」だけでなく、
使っている道具によっても「ボールをつぶす感覚」の出やすさ・出にくさが変わります。
ボールをつぶしやすいラケットなど
これまでほっとテニスでインプレしたラケットで、
ボールをつぶしやすいと感じるラケットは、次の2つ。
「VCORE 98」
どちらもパワフルなイメージのラケットですね😀
それから、
反発力が高いので、ボールをつぶしやすいガットというわけではないのですが、
例として「アルパワー125」は、
ぼくの個人的な感覚だと、
- フェース面積98インチのラケットに、
- 52ポンド以上で張ると、つぶす感覚が出やすく、
- 48ポンド以下で張ると、出にくく、
なります。
つぶす感覚の出やすいボール
「ダンロップ FORT」はつぶす感覚が得やすいですね。
腕への負担も少なく、ビシバシ叩きやすい。
逆に「ブリジストン NX1」は、だいぶ出にくいボールでしたね。
ボールが重くて差し込まれやすい。それにボール自体がよく弾むので、球ばなれも早い💦
NX1は耐久性とコスパが重視された練習球だったので、これはしかたない。というか、そりゃそうですね。
でで、
細かいことはいいから、とにかくボールをつぶす感覚を知りたい!
という人にオススメなのが「グリーンボール」。
柔らかいボールだけど「確実にボールがつぶれる」ので、かんたんに疑似体験できます。
これには意外なメリットもあって、
グリーンボールを使って、通常のボールと同じようなスピン・軌道でのラリーができるようになるまで練習する。
と、普通のボールでラリーしたときに、ビックリするくらいの球威のボールが打てるようになってます!
通常のボールでも、思ったよりアウトせずにググッとスピンで落ちてくれます。
「ボールを自分から打って飛ばす」「それにプラスしてスピンをかける」これらを両立させたショットを打つ、いい練習になりますよ〜
まとめ
すこし話がそれましたが、
最後にまとめると、
- インパクトで感じる感触・感覚のこと
です。
なのでぼくの場合、人から、
ボールをつぶすように打って!
と言われると、ちょっと違和感がありますが、
こーして、あーして、打ってみて!ボールをつぶす感じ出るから!
と言われると、納得できたりします。
無理やりボールをつぶそうとして、ムダにリキんでしまうのは、もったいないですからね。
- メリット:ボールをつぶせたとき
⇒ ボールの飛び出し角度が安定し、コントロールがしやすくなって、回転もかけやすい⭕ - デメリット:やろうと思ってできないと
⇒ 暴発する。バカ打ちしてミスしてるヤツに見える❌
「ボールをつぶす」ことにこだわるより、
どうしたら自分の打つボールの質があがっていくか?
を考えるほうが、テニス上達への近道かもしれませんね。
ではでは、
また次の記事でお会いしましょう。
それでは〜!
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